Microsoftは本日、Windows 10の最新プレビュービルド「Windows 10 Insider Preview build 17643」をリリースしました(Windows Blog、MSPoweruser)。
公開されたプレビュー版は、リリースが少し延期されたとされる「Windows 10 Spring Creators Update(Redstone 4)」の次の大型アップデート「Redstone 5」の開発版ビルドです。Windows Insiders Programのオプションで、"Skip Ahead"を選択しているFastリングユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Build 17643の新機能は以下の通り:
SetsのOffice対応: Office 365がSetsに対応した。Windows Insiderの中で、Office Insiderに参加しているユーザーはOfficeのSets対応を試すことができる。ただしOffice 365サブスクリプションに登録している必要あり。
Setsの改良: デフォルトのタイトルバーを使用する大部分のデスクトップ(32bit)アプリがSetsに対応した。Paint.exeのようにタイトルバーをカスタマイズするアプリには対応しない。EdgeをSets内で開いた場合ドラッグ&ドロップできるようになった。
Microsoft Edgeの改良: Microsoft WebDriverがFeature on Demand(FOD)に対応した。開発者モードを有効にするか、「設定 > アプリ > アプリと機能 > オプション機能の管理」から個別にインストールできる。
データセンスの改良: ローミング使用量の表示に対応した。
拡大鏡の改良: 拡大鏡のオプションにマウスを画面の中央に表示するオプションが追加された。拡大レベルを上げている場合にマウスカーソルを追跡しやすくする。新しいズームレベルも追加された。
公式ブログには、その他の改良点や、既知の不具合もリストアップされています。インストールする前に確認しておくことをおすすめします。