Microsoftが現在公開している最新のWindows 10 19H1のプレビュービルドである「Windows 10 Insider Preview Build 18362」で、アンチチートソフトウェアを使用するゲームを起動した際、バグチェック(GSOD)が発生する不具合が修正されたことがわかりました(Windows Blog)。
アンチチートソフトウェアはユーザーの不正を防ぐためFortniteなどの各種人気ゲームで採用されています。3月28日付けに公開された情報によると、不具合の原因となっていたアンチチートソフトウェアの修正版がリリースされて問題が解決したとのこと。該当するユーザーに対するアップグレードブロックも間もなく解除される予定と説明されています。
Microsoft Store app updates do not automatically install on 18356+. As a workaround, you can manually check for, and install updates via the Microsoft Store app. Open Select “…” > “Downloads and updates” > “Get updates”.FIXED!Launching games that use anti-cheat software may trigger a bugcheck (GSOD).UPDATE 3/28: Many games that use anti-cheat software have released fixes for the issue causing PCs to bugcheck (GSOD). The upgrade block that prevents Windows Insiders from updating to the latest build will be removed soon.- Creative X-Fi sound cards are not functioning properly. We are partnering with Creative to resolve this issue.
- Some Realtek SD card readers are not functioning properly. We are investigating the issue.
現時点で残りの不具合は、Creative X-Fiサウンドーカードや、Realtek SDサウンドーカードが正しく動作しない問題の2つになっています。Build 18362は19H1のRTM候補とみられており、これら不具合が完全に修正された際、完成ということになるのかもしれません。
なお3月29日付けの情報として、Slowリングユーザーに対して、Windows Updateのシーカーエクスペリエンスが有効になったことが案内されています。これはBuild 18362は自動的にダウンロードされず、「更新プログラムをチェック」をクリックして手動でダウンロードする必要がある事を意味している模様。ただしこれはアップグレード時に不具合が発生することが判明しているBuild 18356.16ユーザーは除外されています。