Microsoftは本日、Windows 10のプレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 19628」をリリースしました(Windows Blog)。
今回のビルドはアクティブな開発ブランチの変更をテストするために、MN_RELEASEブランチからのリリースとなっています。MN_RELEASEも特定の機能アップデートと結びつけられているわけではなく、短期間の変更後、RS_PRERELEASEブランチからのビルドに戻される予定です。
公開されたプレビュー版は、Windows 10の開発ブランチから直接公開されるもので、将来の機能アップデートで追加される可能性のあるさまざまな新機能が先行して実装されています。Windows Insiders Programの更新オプションでFastリングを選択しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Fastリングは新機能が先行して追加されるかわりに不安定になりやすく、安定性を求めるユーザーに対してはSlow/Release Previewリングの選択が推奨されています。Windows Insider Programのリングごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。
Build 19628の新機能
Build 19628に新機能は追加されていません。DNS over HTTPSの初期サポートの追加や、フィードバックを受け取るため一時的に変更されてた韓国語のIMEを元に戻す修正、一部のデバイスがエラーコード0xc0000409で更新に失敗する問題の修正などが行われています。
公式ブログには既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。