Microsoftは本日、Windows 10のプレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 20246」をリリースしました(Windows Blog)。
公開されたプレビュー版は、Windows 10の開発ブランチから直接公開されるもので、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。Windows Insider Programの更新オプションでDevチャンネルを選択しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
なお、Devチャンネルは新機能が先行して追加されるかわりに不安定になりやすく、安定性を求めるユーザーに対してはBeta/Release Previewチャンネルの選択が推奨されています。Windows Insider Programのチャンネルごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。
なお今回のビルドはfe_releaseブランチから公開されており、ブランチ切り替えのテストが行われているとのことです。ブランチがfe_releaseに変更された結果、新しいタッチキーボードや、音声入力、テーマ対応のスプラッシュスクリーンなどこれまでに追加された新機能が一時的に削除されていますが、これら新機能は将来的に再度公開される予定です。またfe_releaseブランチも特定のWindows 10ビルドに結びつけられたものではないと説明されています。
Build 20246の新機能
Build 20246の新機能は特にありません。
その他の更新として、カレンダーアプリのプレビュー機能が削除され、クラシックな外観に戻ることがアナウンスされています。Windows Insider環境ではプレビュー機能の変更を通知するポップアップが表示されるようです。
公式ブログには細かな不具合の修正や、既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。