Windows 10 Version 1809の累積アップデートKB4487044にIE 11の認証に関する既知の不具合が追加

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Microsoftが2月の月例更新として公開した、Windows 10 Version 1809用の累積アップデートKB4487044に、IE 11の認証に関する既知の不具合が追加されたことがわかりました(Softpedia)。

今回追加された不具合の内容は以下の通りです。

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症状は「アップデートをインストールした後、Internet Explorer 11で認証の問題が発生する可能性がある」というもので、同じWindows Serverマシン上の同時ログインセッション(リモートデスクトッププロトコルとターミナルサーバーログオンを含む)で、二人以上のユーザーが同じユーザーアカウントを使用する場合に発生するとのこと。以下のような症状が報告されているそうです。

  • キャッシュのサイズとロケーションがゼロまたは空になってる
  • キーボードショートカットが正しく動作しない
  • Webページが正しく読み込まれなかったり正しく表示されなかったりすることがある
  • 資格情報プロンプトに関する問題
  • ファイルダウンロードに関する問題

回避方法として、Windows Serverコンピュータにログオンする際、2人のユーザーが同じユーザーアカウントを共有しないように、一意のユーザーアカウントを作成すること、およびWindows Serverの単一のユーザーアカウントに対する複数のRDPセッションを無効にする方法が提案されています。

パッチの提供予定日は明らかにされていませんが、Microsoftは問題解決に取り組んでいるとのこと。

なお2月20日に公開されたWindows 10のVersion 1803以前のバージョンに対するオプション扱いの累積アップデートには、この不具合が含まれていないようですが、Windows 7/8.1用の月例品質ロールアップのプレビュー版には同様の不具合が含まれています。

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