Microsoftが公開した、Windows 10 Version 1809用の累積アップデートKB4493509で、システムがスローダウンするなどのさまざまな不具合が報告されています。
先日お伝えした時点では、不具合の原因ははっきりしていなかったのですが、Microsoftがこの問題を認め、KB4493509に既知の不具合として情報を追加していることが分かりました(Softpedia)。
現在KB4493509の既知の不具合に、以下のような項目が追加されています。
不具合の症状は「ArcaBitアンチウイルスソフトウェアがインストールされているデバイスに、この更新プログラムをインストールした後に再起動すると、システムが応答しなくなる可能性がある」というもので、MicrosoftとArcaBitは問題を調査しており、利用可能な場合にはアップデートを提供する予定とのこと。さらに詳細な情報はArcabitのサポート記事に掲載されていると説明されています。
現在、ArcaBit以外のアンチウイルスソフトをインストールしている環境でも問題が発生するかどうかは不明です。ArcaBitはポーランドのセキュリティ企業で、日本での影響はあまりなさそうですが、不具合が修正されるまで、注意を続ける必要がありそうです。