Microsoftは昨日、IEの脆弱性を修正するためWindows 10の各バージョンに対し、定例外の累積アップデートを公開しました。
ところがこのなかに含まれるWindows 10 Version 1903用の累積アップデートKB4524147が、インストールできないという不具合や、インストールできたとしてもスタートメニューが動作しなくなったという不具合が報告されていることがわかりました(MSPoweruser)。
Redditのあるユーザーは、KB4524147がスタートメニューを破壊し、スタートボタンをクリックしたときに「重大なエラー」が発生すると指摘しています。 その他にも検索UIが壊れたとコメントしているユーザーや、9月23日に公開された更新プログラムをインストールした後にも同じような不具合が発生したと主張しているユーザーもいるようです。
再起動によってスタートメニューが一時的に復活する場合もあるようですが、
恒久的な解決策は存在せず、更新プログラムをアンインストールする方法だけが有効な模様。
更新プログラムの問題ならば、今後修正が提供されるはずですが、
Microsoftは最近、KB4515384で発生すると指摘されていたスタートメニューの問題を、更新プログラムの問題ではなかったと結論づけており、今回の問題も今後どのように扱われるか不明な状況です。