Microsoftは先日、Windows 10 Version 1903/1909用のオプション扱いの累積アップデートKB4532695を公開しました。
同更新プログラムではこれまでに、エクスプローラーの検索機能の修正が不十分だという指摘や、BSODが発生するという問題が報告されていますが、さらにサウンドやネットワークに関連した不具合も報告されていることが分かりました(Windows Latest)。
まずサウンドに関連した問題を報告しているユーザーは、更新プログラムをインストール後、すぐにサウンドが機能しなくなり、ドライバーを更新しようとしたもののスピーカーが認識されないというエラーが表示されると症状を説明しています。
またネットワークに関連した不具合に遭遇したユーザーは、更新プログラムをインストールするとネットワークが停止し、有線、無線両方のネットワークに影響を与えているようだと報告しています。また別のユーザーは光回線とWi-Fiを使用しているものの回線速度が1mb/sまで遅くなってしまうと報告しています。
現在これらの問題に対する解決策は存在せず、KB4532695をアンインストールして以前の状態に戻すのが唯一の回避策となっているようです。