Microsoftが先日公開した2023年10月のWindows 10 Version 21H2/22H2用の月例更新プログラム更新プログラムKB5031356のインストールが失敗するという問題が報告されていることがわりました(BleepingComputer)。
Windows 10の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。
更新プログラムをインストールしようとすると、「最初は進行状況が表示されるが、その後インストールが完了しない場合がある」とのこと。最も一般的なエラーは、エラー8007000D(ERROR_INVALID_DATA)で、エラーは、Windows Updateの「システム設定」から「更新履歴」を選択して確認することができるそうです。
Microsoftはこの問題を、不具合があった部分だけを元に戻すKIR(Known Issue Rollback)によって解決しています。解決策がコンシューマーデバイス、および非管理対象ビジネスデバイスに自動的に反映されるまで、最大24時間かかる場合あり、以下の手順を実行することで回復を早めることもできます。
- コマンドプロンプトを管理者として実行する。
Dism /online /cleanup-image /RestoreHealth
を実行。- 正常に完了するまで待ち、ウィンドウを閉じる。これで「設定」の「Windows Update]から再び更新プログラムを検索できるようになる。
Microsoftは問題の根本的な原因を調査中で、今後のリリースで修正を提供する予定です。