
Microsoftは2025年10月にWindows 10のサポートを終了しましたが、そのタイミングでWinRE(Windows Recovery Environment)が起動不能になる不具合が発生していました。
WinREは「PCが起動しないときの最後の砦」とも言える重要機能で、トラブルシューティングや初期化、スタートアップ修復、コマンドプロンプトの起動、その他回復ツールの実行など、さまざまな操作を行うことができます。
このため、WinRE が壊れると PCが起動不能になった際に復旧手段が失われるという深刻な問題になります。
発端となったのはKB5068164(2025年10月)
Windows 10の最終リカバリアップデートとして配信されたKB5068164では、WinREが起動しなくなる不具合が発生していました。Microsoftは数か月後の2026年2月になってようやく問題を正式に認め、2026年3月3日、KB5075039を公開し、WinREの不具合を修正しています。
以下のような変更内容が掲載されています。
[Windows Recovery Environment (WinRE)] Fixed: WinRE would not start after installing the October 14, 2025 update KB5068164.
[Windows 回復環境(WinRE)]修正済み:2025 年 10 月 14 日の更新プログラム KB5068164 をインストールすると WinRE が起動しなくなる問題を修正しました。
KB5068164が原因で発生していたWinREが起動しない問題が修正されたほか、回復機能全般の改善も行われています。
ただし、インストールには回復環境に250MBの空き容量が必須で、足りない場合はアップデートが提供されません。
[via Neowin]
