Microsoftが、Windows 10の新機能開発の方法の大幅な見直しを計画している可能性があることが分かりました。現在Windows 10の新機能は年2回公開されている機能アップデートによって提供されていますが、新しい方法の導入によりこれが変わることになると見込まれています(Windows Latest)。
Microsoftは12月、「Windows Feature Experience Pack」とよばれるダミーアプリをMicrosoft Storeに公開し、今後Windows 10の機能の一部分をストア経由で提供する計画を示唆しました。
Windows 10の20H1と20H2では、Windows Feature Experience Packに関する言及が「設定 > システム > バージョン情報」画面に存在し、実際にこの仕組みの導入が始まっていることが確認できます。
Windows Feature Experience Packがどのような機能を提供するのか現段階では不明ですが、画面の切り取りとテキスト入力をサポートしているようで、MicrosoftウォッチャーのWalkingCat氏は、Windowsのシェルに関する機能が含まれるのではないかと予想しました。さらにサポートドキュメントには、「Windowsに不可欠な機能が含まれているため、削除してはならない」との情報が掲載されています。
Windows 10の機能アップデートはこれまで公開直後に致命的な不具合が発見されたこともあり、これに変わる新機能の安定的な提供方法が期待されています。