Microsoftは1月21日(現地時間)、Windows 10のリリース情報ページを更新し、Windows 10 November 2019 Update(Version 1909)が、Windows Updateの「更新プログラムのチェック」を手動で実行した全てのユーザーに対して公開されたことを明らかとしました(Neowin)。
Windows 10 November 2019 Updateは、公開当初から手動で更新プログラムをチェックしたユーザーには公開されていたため、今回の発表は、アップグレードをブロックしていた不具合が概ね解消したことを意味していると見込まれています。
Microsoftはさらに、サポート期間の終了が近づきつつあるWindows 10 Version 1809のHome/Proエディションのデバイスに対し、機能アップデートを自動的に提供する、次のフェーズを開始することを発表しています。Windows 10の機能アップデートは自動的にインストールされませんが、サポート期間の終了が迫っている場合は例外で、今回の発表は、自動アップデートの対象デバイスがこれまでよりも増加することを意味しているようです。
Windows 10 Version 1909はこれまでの機能アップデートとは異なり、Version 1903のマイナーバージョンアップとなっています。追加される新機能は少なく、アップデートも従来より短時間で完了します。