Microsoftは5月2日、Chromebook対抗デバイス等に搭載されるWindows 10の軽量版「Windows 10 S」を発表しました。
当初からWindows Storeからダウンロードしたアプリしか実行できないという制限が存在することは知られていましたが、それだけでなく、既定の検索エンジンや、既定のブラウザが初期状態から変更できないという制限が存在することも明らかになっています(Softpedia)。
これは公式サイトのWindows 10 S に関してよくあるご質問に掲載されている情報で、「Windows 10 S PCで変更できない既定の設定はありますか?」という質問に対し、以下のような回答が行われています。
はい。Microsoft 10 S の既定の Web ブラウザーは Microsoft Edge です。Windows ストアから入手可能な別のブラウザーをダウンロードすることはできますが、あくまでも既定は Microsoft Edge になります (.htm ファイルを開く場合など)。また、Microsoft Edge と Internet Explorer の既定の検索プロバイダーは変更できません。
既定のブラウザはMicrosoft Edgeに、既定の検索エンジンはBingに固定されていて、変更できないことがわかります。
使い慣れたGoogle ChromeやGoogleの検索エンジンを既定にできないのは、Google派にとっては辛い仕様といえるかもしれません。