Microsoftは数年前に、「Sets」と呼ばれる機能をWindows 10のインサイダープレビュービルドに導入しました。Setsは複数のアプリやドキュメント、Webページを一つのウィンドウにタブを利用してまとめることができる期待の新機能でしたが、不具合が多かったという理由で製品版への導入は見送られています。
今回このSets関連の機能への参照がWindows 10 v19577 SDKの中に見つかり、MicrosoftがSetsの復活を計画しているのではないかと予想されています(MSPoweruser)。
"Sets" are back in Windows SDK 19577 https://t.co/hcajON8kLa
— Tero Alhonen (@teroalhonen) March 10, 2020
SDKにWindowTabやWindowTabIcon、WindowTabManager、WindowTabGroupなど、Setsで使用されると思われるコードへの参照が含まれている事がわかります。
Microsoftは一度Setsの導入を断念しましたが、コミュニティの評価は好意的でした。次期機能アップデートであるWindows 10 Version 2004に導入される機能はすでに確定されているため、Setsが製品版Windows 10ですぐに利用できるようになるわけではありませんが、6ヶ月後あるいは1年先の機能アップデートで導入されることになるのかもしれません。