Microsoftは先日、誤ってWindows 10の内部ビルド版「build 16212」をインサイダー向けに公開してしましました。すでに対策は取られ公開は中止となっていますが、このビルドに含まれるファイルの中に、将来的に追加される可能性があるWindows 10の新たなバージョンに関する情報が含まれていることが分かりました(MSPoweruser、Softpedia)。
TwitterユーザーAndItsTito氏によるおt、Windows 10 build 16212のpkeyconfigファイル中に以下の3種類のWindows 10 SKUの名前が含まれていたとのことです。
- Windows 10 Pro for Advanced PCs
- Windows 10 Pro N for Advanced PCs
- Windows Server 2016 ServerRdsh
Windows 10 Pro for Advanced PCsは、以前Windows 10 Pro for Workstationsと呼ばれていたものと推定されており、マルチコアPCや、エンタープライズユーザーに向けた上級機能を搭載したエディションということになりそうです。また末尾にNがついたものは欧州市場向けのものと考えられます。
Windows Server 2016 ServerRdshのRdshは、Remote Desktop Session Hostの略で、リモートデスクトップクライアントに対し、フル機能のWindowsデスクトップ環境を提供することができる、Windows Server 2016のバリエーションということになりそうです。
Microsoftはコメントを発表していませんが、Fall Creators Updateで合わせて発表されることになるのかもしれません。