Windows 10のサポート終了が近づき、Windows 11へアップグレードできない古いPCの存在が大きな問題となっています。
選択肢の一つとしてLinuxへの移行を促進する動きが活発化するなか、Windows 10のファイルや設定をKubuntu(KDE PlasmaベースのUbuntuへ自動転送する移行ツール「Operese」の開発が進められていることがわかりました(Neowin)。
Opereseはカナダ・ウォータールー大学の学生 TechnoPorg氏によるRust製ツールで、非技術者でもLinuxへの移行をスムーズに行えることを目的としています。現在はテスト段階で、機能が不足しており、信頼性やセキュリティに問題があるとのこと。
Kubuntuが選択された理由は、安定性、サードパーティドライバのサポート、Windowsユーザーにとって馴染みやすいPlasmaデスクトップ、自動インストールツールの存在で、Opereseのより詳しい情報やデモを掲載するウェブサイトが近日中に公開される予定です。
先日はLinuxデスクトップのシェアがついに5%を突破したとことが話題となりました。Windows 10サポート終了に伴い、新しいLinuxユーザーが一気に増加する可能性もありそうです。