Microsoftは2月6日日、インテル製CPUの脆弱性を修正するWindows 10 Version 1809用のマイクロコードアップデートKB4465065をリリースしました(Softpedia)。
同時に昨年8月に公開されたVersion 18003用のKB4346084、Version 1709用のKB4346085、Version 1703用のKB4346086、Version 1607用のKB4346087の更新版も公開されています。
更新プログラムは2018年初頭に発見されたIntel CPUの脆弱性に対処するためのもので、最新のアップデートでは以下の対策が盛り込まれています。
- Spectre Variant 3a (CVE-2018-3640: "Rogue System Register Read (RSRE)")
- Spectre Variant 4 (CVE-2018-3639: "Speculative Store Bypass (SSB)")
- L1TF (CVE-2018-3620, CVE-2018-3646: "L1 Terminal Fault")
更新プログラムはIntel製CPUを搭載したPC向けのもので、詳細な対応プロセッサのリストは各KBページで確認可能です。
なおデフォルトでは、Specter Variant 4(CVE-2018-3639: "Speculative Store Bypass(SSB)")の緩和策は無効化されていて、有効にしたい場合レジストリ設定を変更して手動で有効にする必要があるとのこと。具体的な設定方法は以下のリンクで確認可能です。