Microsoftは現在、アップデート時にファイルが削除されてしまう不具合を修正したWindows 10 Version 1809の配信を段階的に再開している状態です。
しかし配信停止になる前にインストールを試みたユーザーのなかに、アップデートをインストールできないだけでなく、再起動時にフリーズする問題が発生していることがわかりました。
不具合の原因ははっきりしませんが、Microsoftコミュニティフォーラムに投稿されたレポートによると、MSIのマザーボードやSurfaceなど、特定のハードウェアとの互換性に問題があるのではないかと見込まれています。
例えばSurface Book 2で不具合に遭遇したユーザーは以下のようなコメントを書き込んでいます。
Same issue here: Updating a new Surface Book 2 to Windows 10 1809 lead to frozen boot screen after Windows asked me to reboot (only the white Windows logo is visible in the center of the screen and I see a rotating disk indicator below that). I waited for a reboot more than 4 hours after being stucked [sic] in the boot screen, the re-boot leads to the same issue!”
同じ問題です:新しいSurface Book2をWindows 10 1809にアップデートすると、Windowsが再起動するよう要求した後、リーズした起動画面が表示されます(白いWindowsロゴだけが画面中央に表示され、その下に回転ディスクインジケータが表示されます)。 ブート画面が表示されてから4時間以上待たされたが、再起動すると同じ問題が発生します!
なおWindows Updateを利用してアップデートした場合だけではなく、インストールメディアを使用してクリーンインストールした場合でも不具合が発生するそうで、このことからも特定のハードウェアとの間に互換性の問題が発生しているのではないかと予想されています。
Microsoftはこの不具合に関してコメントを発表していませんが、Windows 10 Version 1809の一般向け再配信が始まる前に何らかの修正が行われる可能性はあります。