Microsoftが9月26日に公開したオプション扱いの累積アップデートKB4517211で、Windows検索やVMware Workstationに不具合が発生していることがわかりました(MSPoweruser)。
Windows検索が動かなくなるという不具合に関しては、Microsoftコミュニティフォーラムに、「KB4517211をインストールして再起動した後、検索フィールドに何も入力できなくなり、カーソルをそこに移動することさえできなくなった」といった報告や、「検索ウィンドウが表示されず検索が動作しなくなったため、KB4517211をアンインストールした」といったコメントが寄せられています。
またVMWare Workstationが実行できなくなる不具合も発生していて、Microsoftコミュニティフォーラムには、更新プログラムを適用後「VMware Workstation ProはWindows上で実行できません。アプリの更新バージョンを確認してください」という通知が表示されるとの投稿が行われています。
現時点で解決策は存在せず、設定の「更新とセキュリティ」からKB4517211をアンインストールする方法のみが有効のようです。
Microsoftは以前、KB4515384で報告されたスタートメニューや検索に関する不具合を、更新プログラムが原因ではなかったと説明しましたが、その後リリースされた更新プログラムでも同じような不具合が繰り返し発生しているようです。Microsoftの今後の説明に注目が集まりそうです。