Microsoftが、Windows 10でWindows SandboxやWindows Defender Application Guard (WDAG)を開こうとすると、読み込みに失敗しエラーが表示されることがあるというエラーを認め、解決に向けて取り組んでいることがわかりました(Techdows)。
Windows SandboxはWindows 10 May 2019 Update(Version 1903)で導入された一時的なデスクトップ環境です。ホスト環境から独立した仮想マシンを提供することで、さまざまなソフトウェアのテストを容易に実行することが可能となります。
7月24日付けで公開されたサポートドキュメントによると、このWindows SandboxまたはWindows Defender Application Guard (WDAG) を開こうとすると、"ERROR_VSMB_SAVED_STATE_FILE_NOT_FOUND (0xC0370400)"あるいは、"E_PATHNOTFOUND (0x80070003)"といったエラーが表示される場合があるそうです。
Windows Defender Application Guard (WDAG) or Windows Sandbox might fail to open with the error, "ERROR_VSMB_SAVED_STATE_FILE_NOT_FOUND (0xC0370400)" or "E_PATHNOTFOUND (0x80070003)".
緩和策はデバイスを再起動することで、修正は今後のアップデートで提供される予定です。
なお影響を受けるWindows 10のバージョンは、Windows 10 Version 1903/1909/2004のPro/Enterpriseエディションとなっています。