Microsoftは1月8日、Windows 10 Version 20H2でユーザーを一覧表示するダイアログを開いた際、予期せぬ再起動メッセージが表示されるという不具合を修正したことを明らかにしました(Softpedia)。
Windows 10 Version 20H2の既知の不具合をまとめたページには以下のよう内容が掲載されています。
不具合の内容は以下の通りです(日本語サポートドキュメントより)。
Windows 10、バージョン 20H2 に更新した後、ユーザーを一覧表示するダイアログウィンドウを操作すると、LSASS.exe で「PC は 1 分で自動的に再起動します」というテキストでエラーが表示される場合があります。たとえば、サインイン オプション設定アプリ ページまたはローカル ユーザーとグループの MMC スナップインのユーザー フォルダーにアクセスする場合です。この問題は、管理者やゲストなど、ローカルの組み込みアカウントの名前が変更されたデバイスにのみ影響します。また、イベントID 1015 のアプリケーション イベン トログに、LSASS.EXE がステータスコード C0000374 で失敗したというエラーが表示される場合があります。C0000374 は、ヒープの破損に関連しています。
Windows 10 Version 20H2へのアップデートプロセス中に作成された、重複したユーザーアカウントが原因とされ、Windows 10 Version 20H2だけでなくWindows Server 20H2にも影響します。
今回この不具合が解消し、最大24時間のうちにセーフセーフガードホールドがすべてのデバイスから削除される予定となっています。