Windows 10の月例更新プログラムKB5034122が公開 - 2024年1月の月例更新

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Windows 10 logo

Microsoftは本日、毎月米国時間の第2火曜日に提供している月例更新の一環として、Windows 10の各バージョンに対する累積アップデートをそれぞれ公開しました。

  • Windows 10 Version 20H2/21H1/21H2/22H2: KB5034122
  • Windows 10 Version 1909: EOS
  • Windows 10 Version 1903: EOS
  • Windows 10 Version 1809: KB5034127
  • Windows 10 version 1803: EOS
  • Windows 10 version 1709: EOS
  • Windows 10 version 1703: EOS
  • Windows 10 version 1607: KB5034119
  • Windows 10 Version 1511: EOS
  • Windows 10 Version 1507: KB5034134

それぞれWindows UpdateまたはMicrosoft Update Catalogを利用して導入することが可能で、変更点は以下の通りです(セキュリティアップデートの内容は日本Microsoftのブログで参照できます)。

目次

January 9, 2024—KB5034122 (OS Builds 19044.3930 and 19045.3930)

Windows 10 Version 22H2用の更新プログラムKB5034122では、12月12日に公開されたKB5033372の内容に加え、ActiveXスクロールバーに影響する問題の修正や、リモートシステムでスマートカードを使用して認証すると発生するデバイスが60秒後にシャットダウンする問題の修正、スマートカードに複数の証明書がある場合に発生するスマートカードアイコンの表示に影響する問題の修正などが行われています。

リリースノートは以下の通りです。

ハイライト:

  • This update addresses security issues for your Windows operating system. 

改良と修正:

  • This update addresses an issue that affects the ActiveX scroll bar. It does not work in IE mode.

  • This update addresses an issue that causes your device to shut down after 60 seconds. This occurs when you use a smart card to authenticate on a remote system.

  • This update addresses an issue that affects the display of a smart card icon. The icon does not appear when you sign in. This occurs when there are multiple certificates on the smart card.

更新プログラムには以下の3件の既知の不具合が存在します。

症状 回避策
モバイルデバイス管理(MDM)アプリのBitLocker構成サービスプロバイダ(CSP)ノードで FixedDrivesEncryptionTypeまたはSystemDrivesEncryptionTypeポリシー設定を使用すると、環境の一部のデバイスで「デバイス暗号化を要求する」設定に 65000 エラーが誤って表示されることがある。影響を受ける環境は、「オペレーティングシステムドライブにドライブ暗号化の種類を適用する」または「固定ドライブにドライブ暗号化を適用する」ポリシーが有効に設定され、「完全暗号化」または「使用領域のみ」のいずれかが選択されている環境。問題の影響を受けるのはMicrosoft Intuneだが、サードパーティ製のMDMも影響を受ける可能性がある。 Microsoft Intuneでこの問題を回避するには、「オペレーティングシステムドライブにドライブ暗号化タイプを適用する」または「固定ドライブにドライブ暗号化タイプを適用する」ポリシーを未構成に設定する。
Microsoft Intuneでは解決策に取り組んでおり、今後のリリースで最新情報を提供する予定。
1台以上のモニターを使用しているWindowsデバイスでは、WindowsでCopilotを使用しようとすると、モニター間でデスクトップアイコンが予期せず移動したり、アイコンの位置がずれたりする問題が発生する場合がある。 ユーザーがこの問題に遭遇しないように、Windows Copilotは、マルチモニター構成デバイスでは使用できない場合がある。現在こ問題の解決に向けて取り組んでいる。
Windows Copilotは、タスクバーが画面の右または左に垂直に配置されている場合、サポートされていない。 WindowsでCopilotにアクセスするには、タスクバーが画面の上部または下部に水平に配置されていることを確認する。現在、解決に向けて取り組んでおり、次回のリリースで最新情報を提供する予定。

更新プログラムはWindows Updateの他、Microsoft Update Catalog、Windows Server Update Services(WSUS)を利用してインストールすることができます。

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