Microsoftは本日、毎月米国時間の第2火曜日に提供している月例更新の一環として、Windows 10の各バージョンに対する累積アップデートをそれぞれ公開しました。
- Windows 10 Version 20H2/21H1/21H2/22H2: KB5035845
- Windows 10 Version 1909: EOS
- Windows 10 Version 1903: EOS
- Windows 10 Version 1809: KB5035849
- Windows 10 version 1803: EOS
- Windows 10 version 1709: EOS
- Windows 10 version 1703: EOS
- Windows 10 version 1607: KB5035855
- Windows 10 Version 1511: EOS
- Windows 10 Version 1507: KB5035858
それぞれWindows UpdateまたはMicrosoft Update Catalogを利用して導入することが可能で、変更点は以下の通りです(セキュリティアップデートの内容は日本Microsoftのブログで参照できます)。
目次
March 12, 2024—KB5035845 (OS Builds 19044.4170 and 19045.4170)
Windows 10 Version 22H2用の更新プログラムKB5035845では、2月27日に公開されたKB5034843の内容に加え、Windowsオペレーティングシステムのセキュリティ問題が修正されています。
リリースノートは以下の通りです。
ハイライト:
This update addresses security issues for your Windows operating system.
改良と修正:
This update makes miscellaneous security improvements to internal OS functionality. No additional issues were documented for this release.
更新プログラムには以下の2件の既知の不具合が存在します。
症状 | 回避策 |
---|---|
1台以上のモニターを使用しているWindowsデバイスでは、WindowsでCopilotを使用しようとすると、モニター間でデスクトップアイコンが予期せず移動したり、アイコンの位置がずれたりする問題が発生する場合がある。 | ユーザーがこの問題に遭遇しないように、Windows Copilotは、マルチモニター構成デバイスでは使用できない場合がある。現在こ問題の解決に向けて取り組んでいる。 |
Windows Copilotは、タスクバーが画面の右または左に垂直に配置されている場合、サポートされていない。 | WindowsでCopilotにアクセスするには、タスクバーが画面の上部または下部に水平に配置されていることを確認する。現在、解決に向けて取り組んでおり、次回のリリースで最新情報を提供する予定。 |
更新プログラムはWindows Updateの他、Microsoft Update Catalog、Windows Server Update Services(WSUS)を利用してインストールすることができます。