Microsoftは現在、2020年末に発売される予定の2画面折りたたみデバイス「Surface Neo」などに搭載される新しいOS「Windows 10X」の開発を進めています。
Windows 10Xは、モバイルデバイス向けの軽量OSとして、タイルが削除されたスタートメニューや、Cortanaから分離された検索ボックスなど、洗練されたUIを採用するだけでなく、90秒以内にバックグラウンドで完了するWindows Updateの高速化といった内部的な改良も行われています。
今回、Windows 10Xの強化はこれだけに留まらず、Microsoft Store経由で、Windows 10Xの特定の機能をダウンロードできるアプリの提供も計画されていることが分かりました(Windows Latest)
Microsoft Storeに「Windows 10X Feature Experience Pack」と呼ばれるアプリが公開されていて、アプリをインストールすることで、Windows 10Xの一部の機能をWindows Updateに頼らず、個別にアップデートしたり、新規機能を追加したりすることが可能になると見込まれています。
Windows 10Xは2画面デバイスに最適化されていますが、一部の開発者はMacBook、Lenovo ThinkPad、Surface Goなどの実際のハードウェアで実行することに成功しており、Windows 10Xの先進的な機能が、より幅広いデバイスで利用可能になることが期待されています。