Windows 11のアップデートエラー「0x80070103」がついに改善へ

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Windows 11では、Windows Update経由でドライバを更新しようとした際、0x80070103エラーが発生するという問題が数年前から報告されています。

Microsoftは、すでにインストールされているドライバーをインストールしようとしている場合に表示されるエラーで、一般的な使用には問題ないと説明していましたが、煩わしい問題あることに変わりは無く、一部ユーザーは「0x800f0983」エラーも併発し、PCの起動やアプリの動作が遅くなるなどの影響を受けていました。

幸い2025年10月のオプションアップデート「KB5067036」ではこれらのエラーに対する根本的な修正が行われていることがわかりました(Windows Latest)。

目次

Microsoftの対応

Microsoftは、オプションアップデート「KB5067036」のリリースノートで、「0x800f0983」については根本的な修正を行ったと名言しています。

Improved: Addressed underlying issue which can cause Windows Update to fail to install with error 0x800f0983

改善点: エラー 0x800f0983 により Windows Update のインストールが失敗する根本的な問題に対処しました。

また「0x80070103」については、完全な解決には至っていないものの、発生頻度を減らすための内部的な変更が加えられたようです。

[Drivers] Improved: Made underlying changes to help reduce users seeing drivers fail to install with error 0x80070103. ​​​​​​​

[ドライバー] 改善: エラー 0x80070103 によりドライバーのインストールが失敗する現象を軽減するための基盤的な変更を実施しました。

今後の展開

KB5067036は現在オプションアップデートとして提供中で、れらの改良点は11月11日の「Patch Tuesday」に含まれる形で全ユーザーに配信される予定です。KB5067036はあくまでもプレビューアップデートであり、「タスクマネージャーが終了後もバックグラウンドで動作し続ける」といった不具合が報告されているため、ご注意ください。

なお、KB5067036では他にも「更新してシャットダウン」の動作が改良されるなど、長年ユーザーを悩ませてきた問題への対処が行われています。

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