Microsoftは今年の7月、Windows 11 Version 23H2アップデートを公式に発表するとともに、システム要件のヒントとなる情報も示唆しました。
一方、2021年に公開されたオリジナル版のWindows 11である21H2のサービス終了が近づいており、Microsoftが8月31日付けであらためて注意を喚起しています。
Windowsメッセージセンターには以下のような情報が掲載されています。
On October 10, 2023, Home and Pro editions of Windows 11, version 21H2 will reach end of servicing. The upcoming October 2023 security update, to be released on October 10, 2023, will be the last update available for this version. After this date, devices running this version will no longer receive monthly security and preview updates containing protections from the latest security threats.
2023年10月10日、Windows 11のHomeおよびProエディション、バージョン21H2がサービス終了を迎えます。2023年10月10日にリリースされる予定の2023年10月セキュリティ更新プログラムが、このバージョンで利用可能な最後の更新プログラムとなります。この日を過ぎると、このバージョンを実行しているデバイスは、最新のセキュリティ脅威からの保護を含む毎月のセキュリティ更新プログラムとプレビュー更新プログラムを受け取ることができなくなります
Windows 11 Version 21H2はHome/Proエディションは、2023年10月10日にリリースされる月例更新プログラムが最後となり、この日以降は更新プログラムを受け取ることができなくなるとのこと。
Windows 10でもそうだったように、サービス終了が近いWindows 11のバージョン(今回は21H2)を使用しているデバイスでは、自動的に最新版への更新が行われると説明されています。
To help keep you protected and productive, Windows Update will automatically initiate a feature update for Windows 11 consumer devices and non-managed business devices that are at, or within several months of reaching, end of servicing. This keeps your device supported and receiving monthly updates that are critical to security and ecosystem health. For these devices, you will be able to choose a convenient time for your device to restart and complete the update.
保護と生産性を維持するために、Windows Update は、Windows 11 のコンシューマ向けデバイスと、サービス終了またはサービス終了から数か月以内の非管理対象ビジネス向けデバイスの機能アップデートを自動的に開始します。これにより、お使いのデバイスはサポートされ続け、セキュリティとエコシステムの健全性にとって重要な更新プログラムを毎月受け取ることができます。これらのデバイスについては、デバイスの再起動と更新の完了に都合の良い時間を選択できるようになります。
21H2からの自動更新先は、Windows 11 Version 22H2だと思われますが、リリース日によっては23H2になる可能性もあると考えられています。
[via Neowin]
