Windows 11 22H2のファイルコピー速度低下バグは、当初想定よりかなり深刻な不具合の可能性

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Windows 11の最新の機能アップデート「Windows 11 Version 22H2」では、ファイルコピーのパフォーマンスが低下する不具合が報告されています。

この問題は22H2システムで、SMB経由で大容量のファイルコピーを行うと、速度が大幅に低下する事から発覚し、Microsoftの従業員は、最大40%の速度の低下が発生する可能性があると説明していました。

Microsoftの技術コミュニティフォーラムでは、複数のギガビットNICを搭載したデバイスで、100%をはるかに超える影響がでているとの報告もおこなわれていたなか、この問題が公式に不具合として認められ、22H2用のプレビューアップデートKB5017389の既知の不具合に追加された事がわかりました。

S 20221008 203500

不具合の内容は、「Windows 11 Version 22H2において、複数の大きなGBファイルのコピーに予想以上の時間がかかることがある。サーバーメッセージブロック(SMB)経由でネットワーク共有からWindows 11, Version 22H2にファイルをコピーする場合に発生しやすいものの、ローカルファイルのコピーも影響を受ける可能性がある」というものです。

問題を軽減する方法として、キャッシュマネージャー(バッファードI/O)を使用しないファイルコピーツールを使用し、robocopyやxcopyに/Jオプションを指定する方法が案内されています。

robocopy \\someserver\someshare c:\somefolder somefile.img /J

xcopy \\someserver\someshare c:\somefolder /J

Microsoftは現在、解決に向けて取り組んでおり、今後のリリースで最新情報を提供する予定とのことです。

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