Microsoftは10月17日(現地時間)、CrowdStrikeのFalconセンサーを使用中のWindows 11 Version 24H2環境で、Officeアプリが動作しなくなる問題が存在することを確認しました(窓の杜)。
サポートドキュメントによると、この問題は、Windows 11 Version 24H2をインストールしたあと、マルウェア対策セキュリティソリューションで特定の機能を有効にすると、WordやExcelを含むOfficeアプリケーションなどが応答しなくなる場合があるというものです。
影響を受けるデバイスにはCrowdStrikeのFalconセンサーが存在し、防御ポリシーで「Enhanced Exploitation Visibility Prevention Policy」設定が有効になっているとのこと。
CrowdStrikeは対策のため、Windows 11 Version 24H2 が稼働しているホスト上で、「Enhanced Exploitation Visibility Prevention Policy」ポリシー設定を一時的に無効化しており、詳細はこちらで確認可能です。
MicrosoftとCrowdStrikeは、解決に向けて協力して作業中で、より詳細な情報または解決策が利用可能になり次第、上記ドキュメントが更新される予定です。
