Microsoftは先日、Windows 11 Version 24H2のプレビューアップデートKB5044384を公開しましたが、この更新プログラムが正常にインストールできないという問題が報告されていることがわかりまし(Windows Latest)。
0x800f0922、0x800736b3、0x80242008といったエラーコードが表示され、インストールが30%や40%など途中で止まってしまうという問題が発生している模様。
あるユーザーは次のようにこの問題を説明しています。
This downloaded and extracted fine, then restarted the PC. The update got to the 30% and restarted. On the reboot the update continued until 40%, when it hung for about 8 minutes, then gave an error message (with no reference) and rolled back
ダウンロードと解凍は問題なく行われ、PCを再起動した。アップデートは30%に達し、再起動した。再起動後、アップデートは40%まで続き、約8分間ハングした後、エラーメッセージ(参照なし)が表示され、ロールバックされた
インストールの問題は、特定のハードウェアで発生しているものではなく、比較的新しいチップを搭載したシステムでも発生している模様。
インストール問題を解消するには?
KB5044384のインストールの問題を解決する方法として、Microsoft Update Catalogを使用する方法や、メディア作成ツールを利用して、Windows 11のインストールをリフレッシュする方法が提案されています。
比較的安全な方法は、Microsoft Update Catalogから.msuファイルをダウンロードし、スタンドアロンの更新プログラムをインストールする方法です。
これには、上記リンクをクリックして表示された画面で、適合するアーキテクチャ(x64 or arm64)の横にある「ダウンロード」ボタンをクリックし、表示された.msuファイルをローカルにダウンローしてインストールします。
タスクマネージャーの問題
なおKB5044384では、タスクマネージャーでプロセス数をカウントする機能が正しく動作していないという問題も報告されています。
▲種類毎のプロセス数が0となっています。
Microsoftはこの問題を認識しているそうで、今後修正されるみこみです。