Windows 11 24H2でCPUのパフォーマンスが大幅に低下しているというあらたな報告

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Windows 11の最新の機能アップデート「Windows 11 Version 24H2」は大規模なアップデートで、さまざまな新機能が追加されていますが、その分通常よりも多くの既知の不具合が存在することが知られています。

今回、Borncityは、Windows 11 Version 24H2で、ASRockマザーボードに搭載したIntel Ultra 9 285K CPUのパフォーマンスが大幅に低下する問題が発生していると報告しています。

この記事によると、問題が発生したシステムでは、アプリケーションのフォーカスが外れたり、最小化されたりするとCPUがクロックレートを下げるほどスロットルがかかり、システムが低速になってしまうとのこと。合成ストレステストであるPrime95や、ファイルアーカイバ7-Zipのベンチマークの両方でこれが確認されています。

▲通常状態のCPU。

▲スロットがかかった状態のCPU。

スロットがかかった状態のCPUは通常時とくらべてクロックとCPU使用率が低くなっていることがわかります。

この問題の影響受けたユーザーは、前世代のIntel i9-12900KとAMDのRyzen 9 9950Xでは同じような問題は発生しなかったと補足しています。なお、Microsoftが最近アップデートしたCPUサポートリストによると、Windows 11 24H2でIntel Ultra 9 285Kは公式にサポートされています。

最近PassMarkは、2025年のCPU性能が計測史上初めて低下していると指摘しました。原因はWindows 11にあるのではないかとも推測されていましたが、ひょっとするとこのバグが影響している可能性があるのかもしれません。

[via Neowin]

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