Microsoftは、Windows 11の最新バージョン「24H2」に関する複数の互換性ブロック(アップグレード制限)を解除し、より多くのユーザーがアップデートできるようになったことを発表しました。
Windows 11 Version 24H2の既知の不具合をまとめたページによると、以下のような互換性ブロックが解除されています。
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Diracオーディオとの互換性問題
一部のユーザーが音声関連の不具合によりアップグレードできなかった問題が解消。 -
カメラアプリの不具合
顔認識やオブジェクト検出機能を使用する際、統合カメラが正常に動作しない問題。Windows Helloや他のカメラ依存アプリにも影響が出ていたが、Microsoftはこの問題に対応し、ブロックを解除した。-
該当する保護ID:53340062
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上記の互換性ブロックは解除されましたが、最新のアップデートには、一部の著作権保護された動画コンテンツの再生に問題が発生していることが確認されているため注意が必要です。Microsoftはこの問題の原因を調査中です。
ブロックが解除されても、アップデートが利用可能になるまで最大2日ほどかかる場合があります。企業や組織でWindowsを管理しているIT管理者は、Microsoftの公式ヘルスダッシュボードで最新の互換性情報や保護IDを確認できます。