Microsoftは12月4日(現地時間)、Windows 11 Version 25H2を全ユーザーに対して解放したことを発表しました。
Windows 11のリリースヘルスページには以下のような内容が掲載されています。
Current status as of December 4, 2025
Windows 11, version 25H2 is now available to all eligible Windows 11 devices for users who have turned on the setting Get the latest updates as soon as they’re available. If you have an eligible Windows 10 or Windows 11 device, you can check if the update is available by selecting Settings > Windows Update and selecting Check for updates. If your device is ready for the update, you’ll see the option to Download and install Windows 11, version 25H2. For more details, watch this video.
The machine learning-based intelligent rollout has begun for devices running Home and Pro editions of Windows 11, version 24H2 that are not managed by IT departments. As part of a gradual rollout, these devices will automatically receive the update to Windows 11, version 25H2 when they’re ready. No action is required, and you can choose when to restart your device or postpone the update.
現在の状況(2025年12月4日時点)
Windows 11 Version 25H2は、「最新の更新プログラムを入手する」設定をオンにしているすべての対象Windows 11デバイスで利用可能になりました。対象のWindows 10またはWindows 11デバイスをお持ちの場合は、[設定]>[Windows Update]>[更新プログラムのチェック]を選択して、更新が利用可能か確認できます。デバイスが更新の準備が整っていれば、「Windows 11バージョン25H2をダウンロードしてインストール」というオプションが表示されます。詳細については動画をご覧ください。
機械学習に基づくインテリジェントなロールアウトも開始されており、IT部門に管理されていないWindows 11バージョン24H2のHomeおよびProエディションを実行しているデバイスが対象です。段階的な展開の一環として、これらのデバイスは準備が整い次第、自動的にWindows 11バージョン25H2に更新されます。ユーザー側で操作する必要はなく、再起動のタイミングや更新の延期を選択できます。
Windows 11 Version 25H2は、「最新の更新プログラムを入手する」設定が有効なすべてのサポート対象デバイスで利用可能となりました。対象のPCを利用している場合「設定 > Windows Update > 更新プログラムのチェック」を実行し、25H2が表示されれば「ダウンロードしてインストール」可能です。
また、企業などで管理されていないWindows 11 24H2 Home/Proデバイスに対しては、機械学習に基づくインテリジェントなロールアウトも始まっており、対象のデバイスでは、準備が整い次第、自動的にWindows 11バージョン25H2に更新されます。
Windows 11 Version 25H2のシステム要件は従来から変更されていませんが、AI関連の機能を使用するには対応の高性能CPUが必要となります。
なお、24H2 / 25H2 では企業環境(プロビジョニングを利用する環境)で、シェルに関連した不具合(スタートメニューやタスクバーの動作不良)が報告されており注意が必要です。またファイルエクスプローラーで白い画面が表示される問題や、ロック画面でパスワードアイコンが非表示になる問題も確認されています。
