Windows 11 25H2アップデート、企業向けPCはタイミングに要注意

[PR]記事内のアフィリエイトリンクから収入を得る場合があります
  • URLをコピーしました!

Microsoftは先日、Windows 11の最新アップデート「25H2」を公開しました。

Windows 11 Version 25H2にはさまざまな新機能が追加されていますが、配信の初期段階であるためインストールする場合は注意が必要です。Microsoftはさらに、組織でホットパッチを使用しており、Windows 11 Version 25H2 へのアップグレードを検討しているユーザー向けに、アップグレードを計画的に行うことを推奨しています。

24H2から25H2へのアップグレードは、再起動1回で完了する「有効化パッケージ(KB5054156)」を使えばスムーズに完了することができます。しかし、企業環境ではダウンタイムを最小限に抑える「ホットパッチ」機能が今年導入されており、この機能との兼ね合いに注意する必要があるのです。

目次

ホットパッチ運用中のPCは「アップグレード月」に注意

Microsoftは、ホットパッチを利用している企業向けPCに対し、アップグレードのタイミングに関する注意を呼びかけています。25H2へアップグレードする月によって、ホットパッチの配信対象として維持されるかどうかが決まるからです。

ベースライン更新タイミングは次の通りです。

  • ベースライン月(例:10月)にアップグレードした場合:ホットパッチの配信対象として維持される。
  • 非ベースライン月(例:11月)にアップグレードした場合:一時的にホットパッチの配信が停止され、次のベースラインリリースまで再起動を伴う通常のセキュリティ更新が適用される。
四半期 ベースライン更新 ホットパッチ更新
Q1 1月 2月・3月
Q2 4月 5月・6月
Q3 7月 8月・9月
Q4 10月 11月・12月

記事執筆時、次回のベースライン更新は「2025年10月のPatch Tuesday」に予定されています。

ホットパッチの恩恵を受け続けるためには、アップグレードのタイミングを慎重に選ぶ必要があります。さらに詳しく知りたい方は、Microsoftの公式Windows Health Dashboardをご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次