Microsoftは現在、Windows 11 Version 25H2のリリース準備を進めており、インストールメディア(ISO)の公開に向けた準備を進めています。ISOの配信は当初9月第1週に予定されていましたが、現時点ではまだ公開されていません。少し遅れていますが、これは一般公開(GA)に影響するものではなく、裏側では着実に準備が進行中です。
Microsoftは9月4日、「ISOは遅延中だが近日公開予定」と公式ブログで明言しています。
And finally – ISOs will be available for download for Windows 11, version 25H2 via the Windows Insider ISO download page next week. [UPDATE 9/4] The ISOs for Windows 11, version 25H2 are delayed and coming soon.
そして最後に – Windows 11 バージョン 25H2 の ISO イメージは、来週 Windows Insider ISO ダウンロードページから入手可能になります。[9/4 更新] Windows 11 バージョン 25H2 の ISO イメージの提供は遅れており、近日中に公開予定です。
幸い、このスケジュールの遅れは一般公開には影響しないと見込まれています。
25H2のISOファイル24H2同様にサイズが大きくなる見込みですが、Windows Update経由のアップデートは有効化パッケージ(.ekb)を利用し、非常に軽量(5MB未満)で高速に完了する予定です。
有効化パッケージは24H2に含まれているものの無効化されていた機能を25H2で有効化します。機能の追加は月例更新(LCU)で行われ、25H2ではそれらをレジストリ経由でオンにする仕組みが採用されます。
25H2で有効化される主な機能は次の通りです:
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新しいスタートメニュー:推奨フィードの非表示が可能に。
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カラフルなバッテリーアイコン:視認性向上。
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省電力改善:バッテリー持ちに貢献。
※だただし、これらの機能は今後24H2にも展開予定で、25H2だけの独占機能ではありません。
編集後記:ISOはなくても体験は可能
ISOファイルはまだ準備されていませんが、Windows Insider ProgramのRelease Previewチャンネルに参加すれば25H2をすぐに試すことはできます。もっとも体感では24H2とほぼ同じであるため、検証など明確な目的がない場合は無理にアップデートする必要性はないかもしれません。
[via Windows Latest]