Microsoftは9月2日(現地時間)、「Windows 11」と「Windows 10 Version 21H2」のコマーシャルプレビュー版の提供を開始したことを発表しました。
Windows Insider Program for Businessに登録している組織は、Windows Update、Windows Server Update Services (WSUS)、Azure Marketplace、Windows Insider ProgramのISOダウンロードページなど、すべての標準的な方法を利用して、これらのプレビュービルドにアクセスすることができます。
Microsoftはコマーシャルプレビュー版の提供に加え、これらのビルドを利用している商業組織に対して、無料のサポートを提供します。これにより一般公開前にサポートを受けながら新バージョンの機能や展開方法をテストすることが可能となります。
Windows Updateの設定や、Windows Update for Businessのポリシーで、Windows Insider ProgramのRelease Previewチャンネルを選択デバイスは、ハードウェア要件を満たしており、2021年9月1日に公開されたオプションの累積更新プログラムKB5005101を提供していれば、オプションのアップグレードとしてWindows 11が自動的に提供されます。
Windows 11へのアップグレードを希望しない場合は、「今のところWindows 10のまま」を選択すると、代わりにWindows 10 Version 21H2が提供されます。Windows 11をサポートするのに必要なハードウェア要件を満たしていない場合もWindows Version 10 21H2が自動的に提供されます。
どちらのプレビュー版も完全に任意で、現在使用しているWindowsバージョンのままで、品質更新プログラムのプレビュービルドを引き続き受け取ることができます。
