Microsoftが数日前に公開した、Windows Insider ProgramのDev/Betaチャンネル向けのビルド「Windows 11 Build 22581」で、動画再生に関する問題が発生していることがわかりました(gHacks)。
Redditのあるユーザーが、最新ビルドをインストール後、動画ファイルを開く速度が遅くなっているのを発見します。その後、遅延の原因となっているのが、Windowsのデフォルトアンチウィルスソフトである「Windows Defender」であり、SmartScreenコンポーネントによってこの問題が発生していることを突き止めます。
他のユーザーからも同様の問題が報告されており、動画ファイルがすぐに開かず、メディアの再生が始まるまでにしばらく時間が(約30秒)かかるとのコメントが寄せられています。
以下修正方法です。
- Windowsセキュリティアプリを開く。
- サイドバーの「アプリとブラウザーコントロール」を選択する。
- 右ペインで「評価ベースの保護」をクリックする。
- 最初のトグルスイッチ「アプリとファイルの確認」をオフにする。変更時にUACプロンプトを許可する必要がある。
これで動画ファイルが正常に開くようになるはずです。
SmartScreenは、Webから取得された認識できないファイルやプログラムを実行する際にユーザーを保護する追加のセキュリティレイヤーです。今回なぜベータ版でのみ問題が発生しているのか原因は不明で、Microsoftもまだ問題を認識していないとのことです。