Microsoftは先日、Windows 11 Build 26052をCanary/Devチャンネル向けに公開しました。同ビルドはバージョン表記が「24H2」に変わり、sudoをはじめとした多数の新機能が導入されています。
大きな変更が行われた反動なのか、Windows 11 Build 26052を正常にインストールできないという問題を複数のユーザーが報告していることがわかりました。
具体的な症状はNeowinのフォーラムや、MicrosoftのFeedback Hubに寄せられており、あるユーザーは次のように説明しています。
Trying to upgrade to Build 26052 on my PC failed and rolled back with error code 0XC1900101
私のPCでBuild 26052へのアップグレードに失敗し、エラーコード0XC1900101でロールバックされた。
スレッドに寄せられた他の複数のユーザーのコメントから、インストールがエラーコード0XC1900101で失敗し、"GSOD SYSTEM_PTE_MISUSE" というエラーメッセージとともにグリーン・スクリーン・オブ・デス(GSOD)が発生している模様。
「The installation failed in the FIRST_BOOT phase with an error during SYSPREP_SPECIALIZE operation」というメッセージも報告されていることから、Sysprep(システム準備ツール)の互換性の問題が発生している可能性があると考えられています。
Microsoftはまだこの問題を確認しておらず、正確な原因や回避策は不明な状況です。