Microsoftは本日、Windows 11のDevチャンネルビルドで「Recall」の提供を開始しました。Recallはデスクトップのスナップショットを自動的に保存し、AI機能を利用して検索することができる機能ですが、このRecallを補完する機能「Click to Do」も導入されています。
「Click to Do」はRecallのスナップショットに対してさまざまなアクションを実行することができる機能です。現在Click to Doは以下のようなアクションをサポートしています。
テキストに対して:
- コピー: テキストをクリップボードに簡単にコピーできる。
- で開く: 選択したテキストを好みのアプリケーションで開く。
- ウェブを検索: 選択したテキストを素早くウェブ検索する。
- ウェブサイトを開く: 画面上で認識したURLを好みのブラウザで開く。
- 電子メールを送信する: 好みのメールアプリで、画面上で認識したメールアドレスにメールを送信する。
画像に対して:
- コピー: 画像をクリップボードにコピー。
- 名前を付けて保存: 画像を任意の場所に保存。
- 共有する: 画像を他の人と共有する。
- で開く: 好みのアプリケーションで画像を開く。
- Bingでビジュアル検索: Bingを使用してビジュアル検索を実行し、関連するコンテンツを表示。
- 写真で背景をぼかす: 写真アプリを使って画像の背景をぼかす。
- 写真でオブジェクトを消去: 写真アプリを使用して、画像から不要なオブジェクトを消去。
- ペイントで背景を削除: ペイントアプリを使って画像の背景を削除する。
なお、Click to DoはRecallと同様に、Snapdragon Xプロセッサを搭載したCopilot+PCでのみ利用可能です。AMDとIntelを搭載したCopilot+PCには、後日RecallとClick to Doが提供される予定です。