Microsoftは6月、Windows用ボイスアシスタント「Cortana」のスタンドアロン版アプリのサポートを2023年8月に終了すると発表しました。
Cortanaは終了するものの、今後も「AI機能が強化されたWindowsとEdgeの強力な生産性向上機能を利用することができる」とし、現在開発中のAIアシスタント「Windows Copilot」による置き換えも示唆されていたなか、Windows 11 Canaryビルドで、Cortanaが正式に非推奨化された事がわかりました(BleepingComputer)。
Microsoft Storeで最新版のCortanaをインストールすると、Windows 11のCortanaが無効になり、「スタンドアロンアプリとしてのWindowsのCortanaは非推奨です」というメッセージが表示されるようになったとのこと。
MicrosoftはAIを搭載したWindows Copiloのプレビュー版のテストを、Windows 11プレビュービルドで開始しています。Windows Copilotのプレビュー版はMicrosoft Edgeを必要とし、Windowsの設定を一部変更することしかできないなどまだ多くの制限が残されています。
Microsoftは、Windows Copilotの機能を拡張し、アプリケーションの起動、情報の検索、イベントのスケジュール登録、日常生活の管理など、さまざまな作業を可能とするフル機能のデジタルアシスタントにする予定です。