Windowsでは従来、タスクマネージャーを利用してタスクを停止することができました。
タスクマネージャーはCtrl+Shift+Esc
やCtrl+Alt+Del
から呼び出すことができ、目的のアプリやプロセスを右クリックして、「タスクの終了」を選ぶことでタスクを停止することができます。
現在、Windows 11のプレビュービルドでは、この作業をより簡単に素早く実行することができる機能として、タスクバーからアプリを終了することができる新機能の開発が進められています。
この機能は、タスクバーに表示されたアイコンを右クリックした際に表示されるコンテキストメニューに、「タスクを終了する(End Task)」オプションが追加され、選択するとそのアプリを終了することができるというものです。
Devチャンネルビルドの最新版Build 23430には、開発者向けの設定(プライバシーとセキュリティ > 開発者向け > End Task)が追加されています。
▲ただし今のところ「End Task」をオンにしても、タスクバーの右クリックメニューに「タスクを終了する」オプションは表示されず、オン・オフの状態自体も保存されません(オンにしてもオフに戻る)。
一報、Canaryビルド(Build 25336)で、ViveToolを使用し、機能ID:42592269を有効にすると、メニューに「タスクを終了する」が表示されるものの、まだ実際に機能はしません。
vivetool /enable /id:42592269
新機能は、タスクを素早く終了することができる便利な機能ですが、まだプレビュー版でも不完全な状態であるため、一般公開されるまでもう少し時間が必要となりそうです。