Windows 10やWindows 11ではファイルエクスプローラーのプレビュー機能を利用して、選択したファイルの内容を素早く確認することが可能です。
ファイルエクスプローラで「表示」タブを選び、「プレビューウィンドウ」ボタンをクリックすると、ウィンドウの右側にプレビューパネルが表示され、可能であれば選択したファイルの内容を表示することができるのです。
ただし、標準状態のファイルエクスプローラーがサポートするファイルタイプはかなり限定されていて、PowerToysにはこれを拡張するファイルエクスプローラー用のアドオンが実装されています。例えばSVGやMarkdownファイルのプレビュー機能が利用できますが、これをさらに次のレベルに引き上げる新しい拡張機能が計画されていることがわかりました(Windows Latest)。
新しい拡張機能は、プレビューパネルで内容を表示できないものが多いテキストファイルの内容を表示するためのものです。MicrosoftはMonacoエディタのファイルプレビュー機能をファイルエクスプローラーのプレビューペインに統合するための作業を進めていて、機能が実装されれば、Windows 10/11のファイルエクスプローラーでほぼすべての一般的なテキスト関連ファイルをプレビューできるようになる事が期待できるとのことです。
さらにMicrosoftは、右クリックメニューに「この種類のファイルにテキストプレビューを使用する」という項目を追加する予定で、開発者向けにはプレビューサービスにVS Codeを使用してシンタックスハイライトを可能する計画もあるそうです。
現在この機能は開発中で、一般公開される時期は不明ですが、多数のテキストファイル(ソースコード)を扱う必要がある開発者にとって特に有効な機能だと思われます。