Microsoftは4月14日(現地時間)、Windows Insider ProgramのDevチャンネル向けの最新ビルド「Windows 11 Insider Preview Build 23435」をリリースしました(Windows Blog)。
Devチャンネルで公開されるビルドは、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。特定のリリースとは直接結びつけられておらず、ビルドに含まれる新機能や改善点は、準備が整い次第、将来のWindowsリリースに反映される可能性があります。
Windows Insider Programの更新オプションでDevチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Build 23435の新機能
Build 23435の新機能は以下の通りです。
ファイルエクスプローラーのギャラリー
ファイルエクスプローラーの新機能「ギャラリー」を導入。写真コレクションへのアクセスを容易にすることを目的としており、ギャラリーに表示されるコンテンツは、写真アプリの「すべての写真」ビューに表示されるものと同じ。
最近撮影した写真にアクセスするために最適化されていて、OneDriveのカメラロールバックアップを設定している場合、スマートフォンで撮影した写真が自動的にビューの上部に表示される。「コレクション」ドロップダウンで、ギャラリーに表示されるフォルダを選択可能。既存のソースのサブフォルダを追加して、デスクトップの背景やSDカード/カメラのインポートなど、コンテンツのサブセットにフィルターをかけることもできる。
スタートメニューのバッジ表示
スタートメニューのバッジ表示について、ローカルユーザーアカウントでログインしているユーザーに対して、Microsoftアカウント(MSA)でサインインすることの利点を強調するための新しい処理をいくつか追加。
ファイルエクスプローラーのピザアイコン
ファイルエクスプローラーのコマンドバーに「ピザ」アイコンが表示されることがある。このアイコンは、Windows App SDKバージョンのFile Explorerをプレビューしていることを表している。ファイルエクスプローラーの機能は変わらずWinUI 2からWinUI 3の使用に切り替わるだけ。
設定画面
新しいプレゼンスセンサーのプライバシー設定とAPIを導入。互換性のあるプレゼンスセンサーを搭載したデバイスを所有している場合、プライバシーを管理し、特定のアプリがこれらのセンサーにアクセスするのをブロック/許可できるようになった。Microsoftが画像やメタデータを収集することはなく、すべての処理はデバイスのハードウェア上でローカルに行われるため、プライバシーを最大限に保護することができる。
その他タスクバーや入力、ライブキャプションなど多数の不具合が修正されています。
公式ブログには細かな修正内容がリストアップされていますので、インストールする前に確認することをおすすめします