Microsoftは現在、Windows 11のタスクバーで「結合しない」モードの実装を進めています。
結合しないモードは、従来のWindowsでは利用できた機能で、有効にした場合、タスクバーでアプリケーションの各ウィンドウを個別に識別することができ、ラベルも表示されるようになります。
この機能を有効にするための設定が、Windows Insider ProgramのDevチャンネル向けの最新ビルド「Windows 11 Insider Preview Build 23521」には追加されています。以前のようにViveToolを使用して隠し機能を有効化する必要もなく、簡単に試すことが可能です。
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ついに設定が利用可能に
Windows 11 Insider Preview Build 23521でタスクバーの「結合しない」モードを有効にするには、設定画面を開きます。
▲「設定 > 個人用設定 > タスクバーの動作」を選択します。「Combine taskbar buttons and labels」の右にあるリストボックスで動作を変更することができ、以下のようなオプションが準備されています(まだ日本語に翻訳されていません)。
- Always: 従来のデフォルトの動作(アイコンのみ)
- When taskbar is full: タスクバー全体が埋まった場合にラベルを非表示にする。
- Never: タスクバーのラベルが常に表示される。
また「Combine taskbar buttons and labels on other taskbars」という設定項目が存在し、こちらはマルチモニタ環境で、タスクバーの動作を変更するためのものとなっています。
なお、以前存在した、ピン留めしたアプリのアイコンにラベルを表示する「Show labels on taskbar pins」というチェックボックスは存在しません。
今後さらにテストが行われ、製品版に導入される前には設定項目の日本語化も行われると思われます。