Microsoftは8月16日(現地時間)、Windows Insider ProgramのCanaryチャンネル向けの最新ビルド「Windows 11 Insider Preview Build 25931」をリリースしました(Windows Blog)。
Canaryチャンネルで公開されるビルドは、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。プレビューチャンネルの中で最も不安定な可能性があり、提供されるドキュメントも限定的なものとなっています(例えば既知の不具合は掲載されないなど)。
Windows Insider Programの更新オプションでCanaryチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Build 25931の新機能
Build 25931の新機能は以下の通りです。
Devチャンネルから新機能の導入
Unicode Emoji 15のサポート、ロック画面でも利用できる音声アクセスなど、Devチャンネルからの新機能を導入。
DCロケーションがデフォルトでNetBIOS\WINS\mailslotベースの検出を使用しなくなった
Windows Internet Name Service(WINS)とRemote Mailslotsは非推奨となる。多くのレガシーアプリケーションは、ドメインコントローラー(DC)の位置を特定しようとするときに、短いNetBIOSスタイルのドメイン名をまだ指定しており、移行を容易にするために、WindowsのDCロケーターアルゴリズムに2つの改良を加えた。
NetBIOS\WINS\mailslotに基づくDC検出をブロックし、短いNetBIOSスタイルのドメイン名とDNSドメイン名のマッピングを支援するクライアント側のロジックを追加した。
その他、ファイルエクスプローラーやWindows Spotlightなどに関連した、さまざまな修正が行われています。
公式ブログには細かな修正内容がリストアップされていますので、インストールする前に確認することをおすすめします。