Microsoftは8月25日(現地時間)、Windows Insider ProgramのCanaryチャンネル向けの最新ビルド「Windows 11 Insider Preview Build 25936」をリリースしました(Windows Blog)。
Canaryチャンネルで公開されるビルドは、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。プレビューチャンネルの中で最も不安定な可能性があり、提供されるドキュメントも限定的なものとなっています(例えば既知の不具合は掲載されないなど)。
Windows Insider Programの更新オプションでCanaryチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
目次
Build 25936の新機能
Build 25936の新機能は以下の通りです。
ポストOOBE体験
OOBE(out of box experience)完了後の新しい体験の追加。OOBEを完了すると、以下の3つのエクスペリエンスのいずれかが自動的に起動する。
- OOBE中に「Let's Customize Your Experience」ページで「Development Intent」を選択すると、OOBEセットアップ後にログインして初めてデスクトップに到達した後、デバイス上でDev Homeが自動的に起動する。
- OOBE中に「Let's Customize Your Experience」ページで「Development Intent」を選択すると、OOBEセットアップ後にログインして初めてデスクトップに到達した後、デバイス上で「Get Started」アプリが自動的に起動する。Get Startedアプリは、Dev Homeの詳細を伝え、Dev Homeを開く機会を与えるパーソナライズされたフローを表示する。
- OOBE中にデバイスの「復元」を選択した場合、OOBE完了後にデバイスに2回目のログインをすると、「Get Started」アプリが自動的に起動する。Get Startedアプリは、主要なアプリや設定について学ぶのに役立つパーソナライズされたフローを表示し、Windowsがデバイス上に復元されたことを伝え、スタートメニューやタスクバーで復元されたアプリにアクセスする方法を示す。
これらの体験は、Windows 11 の新機能を学び、デバイスのセットアップを完了するのに役立つ。
その他、タスクマネージャーの設定画面をWindows 11のデザイン原則に合わせて更新するなどの変更が行われています。
公式ブログには細かな修正内容がリストアップされていますので、インストールする前に確認することをおすすめします。