Windows版iTunesは音声出力の切り替えに再起動が必要だった話

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最近、Windows 11で音楽を聴いているとき、サウンド出力デバイスを変更できない現象に気がつきました。

例えばスピーカーからヘッドホンに変更することができず、評判の悪い(?)オーディオユーティリティ「Nahimic」あたりが影響しているのかと思い、ドライバーのアンインストールや設定変更をいろいろやってみたのですが、全く効果がありません。

さんざん悩んでいたところ、iTunesだけ出力が変わらないことが判明し、突破口となりました。

目次

出力先を変更してもiTunesだけ無視する

例えば以下のようなシチュエーションが発生します。

  1. スピーカーから音楽を再生中に…

  2. ヘッドホンに切り替えてみる

  3. 他のアプリ(VLCやYouTubeなど)は、ヘッドホンから音が出る

  4. でもiTunesだけはスピーカーから音が出続ける

解決策:iTunesを一度終了して再起動、あるいは設定変更

Apple Communityの情報によると、iTunesの設定で「オーディオの再生方法」が「Windows Audio Session」の場合、iTunesは再生にしようする音声デバイスを起動時に固定してしまう模様。「Direct Sound」に変更するとこの問題は解消するようです。

▲「編集 > 環境設定 > 再生タブ」を選択し、「オーディオの再生方法」を「Direct Sound」に変更します。これでiTunes起動中でも音声デバイスの切替が反映されるようになるはずです。

ただし、Windows Audio Session (WASAPI)と、DirectSoundを比較すると、WASAPIの方が比較的新しく、より低レイテンシで、高品質な音声出力が可能な模様。音質に拘るならば、再起動で切り替える方法も選べます。

おわりに

iTunesは便利な音楽管理ソフトですが、こうした古い仕様が残っているのは正直つらいところ。Apple Musicアプリでも同様の問題があるようなので、今後の改善を願いたいところです。

もし、同じ問題で困っている方がいたら参考になればうれしいです。

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