Windows 11 KB5026372でVPNの問題など不具合が相次いで報告

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Microsoftが先日公開したWindows 11 22H2用の5月の月例更新プログラムKB5026372で多数の問題が報告されている事がわかりました(Windows Latest)。

Redditやその他のフォーラムに寄せられたユーザーからの報告によると、アップデートによってVPN接続、特にL2TP/IPsec VPNに問題が生じているとのことです。ダウンロードとアップロードの速度が大幅に低下したというユーザーもいれば、L2TP/IPsec VPN経由でsftpからファイルをダウンロードするのが困難な状況に直面したというユーザーも存在します。

WANの再インストール、DNSのフラッシュ、IPv6の無効化、ファイアウォールの無効化など、さまざまな解決策が試されているようですが、どれも問題を解決できなかったとのこと。

またKB5026372適用後に、BitLockerが起動して自動修復ループが始まり、システムの完全消去とWindowsの再インストールが必要になる可能性があるという深刻な問題や、更新プログラムをインストールした後、再起動せずにPCがシャットダウンしてしまうという問題も発生しているようです。

その他、Windowsセキュリティに関する問題や、タスクバーでRobloxやKasperskyを検索するとChromeやEdgeが表示されるバグ、Feedback Hubが遅くなる問題など、さまざまな不具合が報告されています。

ただし、VPNの問題だけが広範囲に広がっているようで、その他の問題の報告数は多くなく特定の環境でのみ発生している可能性があります。

目次

KB5026372をアンインストールする方法

今回報告された不具合をMicrosoftはまだ認めておらず、有効な回避策は見つかっていません。KB5026372を一時的にアンインストールすることで問題が解消する可能性があります。

更新プログラムをアンインストールするには以下の手順を実行します。

  • 「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update」を開く。
  • 「更新履歴の表示」をクリックする。
  • 「更新プログラムのアンインストール」リンクをクリックする。
  • 該当の更新プログラムを見つけてアンインストールを実行する。

アンインストール後、設定でアップデートを一時停止しておきます。

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