Microsoftは先日、Windows 11 Version 23H2/22H2用のプレビューアップデートKB5037853を公開しました。
KB5037853ではタスクバーが消えたり、ちらついたりする既知の不具合が確認されていますが、Parallels上のARM版Windows 11でエラー0x800f0845が発生するという問題も報告されていることがわかりました(Windows Latest)。
この問題はParallels Forumsで報告されていて、Mシリーズチップを搭載したMacで、Parallelsを使用してARM版Windows 11を実行している場合に、エラーメッセージ0x800f0845が表示され、インストールに失敗することがあるとのことです。
フォーラムの情報によると、「2024-05 Cumulative Update Preview for Windows 11 Version 23H2 for arm64-based Systems(KB5037853)」は常に「Install error-0x800f0845」で失敗するそうです。
あるユーザーは次のように報告しています。
I am having a very similar issue. 2024-05 Cumulative Update Preview for Windows 11 Version 23H2 for arm64-based Systems (KB5037853) with Install error – 0x800f0845
I had Parallels 19.3, updated to 19.4.0 today and still the issue persists私もよく似た問題を抱えています。2024-05 Cumulative Update Preview for Windows 11 Version 23H2 for arm64-based Systems (KB5037853) でインストールエラー - 0x800f0845 が発生しました。
Parallels 19.3 を使用していましたが、本日 19.4.0 にアップデートしても問題が解決されませんでした。
別のユーザーは、Microsoft CatalogからKB5037853を直接ダウンロードしてインストールしてみたものの、問題は解決しなかったと報告しています。アップデートはインストールされ、30%まで適用されるものの、再起動後にWindowsの修復が実行され、アップデートが失敗するとのこと。
KB5037853のほか、KB5037853(ベータチャンネル)など、最近のWindowsアップデートでも同様な問題が発生している模様です。
幸い、Microsoftは、この問題を認識して調査している可能性があります。インストール失敗が修正できない場合、Windows Updateの設定で7日間アップデートを一時停止することができます。