PCが無限に再起動するようになってしまうという深刻な不具合が確認され、配信が一時的に停止していたWindows 11 Version 23H2/22H2のプレビューアップデートKB5039302の配信が、ほぼ再開したことがわかりました。
Windows 11の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。
Microsoftは6月28日(現地時間)に情報を更新し、「Windows UpdateおよびWindows Update for Businessによるアップデートの提供は数日間停止されていたものの、本日、ほとんどのデバイスで再開された」と説明しています。
更新プログラムの提供は、現在、この問題の影響を受けるデバイスに対してのみ一時停止されており、特定のプロセッサタイプを使用するホスト上で実行されているHyper-V仮想マシンでは、この更新プログラムが提供されない可能性があるとのこと。
もともと、この問題は、CloudPC、DevBox、Azure Virtual Desktopなどの仮想マシンツールやネスト化された仮想化機能を利用するデバイスに影響する可能性が高いとされていました。家庭環境では仮想化があまり一般的ではないため、Windows Homeエディションのユーザーはこの問題の影響は少ないと考えられています。