Microsoftは先日、Windows 11用の月例更新プログラムKB5044285(23H2/22H2)を公開しました。
この更新プログラムでは、ブートループやBSODが発生し、USBやBluetooth接続に失敗することもあるという深刻な既知の不具合が修正されています。
Windows 11の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。
この不具合は、2024年9月のプレビュー版Windows更新プログラムKB5043145をインストールした後、デバイスが何度も再起動したり、青い画面や緑色の画面で応答しなくなったりするという問題です。一部のデバイスでは、USBおよびBluetooth接続に失敗する原因にもなり、キーボード、メモリースティック、プリンター、ワイヤレスマウスなどのデバイスが動作しなくなる深刻な症状が発生していました。
Microsoftは、既知の不具合を修正する(KIR)や特別なグループポリシーを提供し一時的な対策としていましたが、10月の月例更新プログラムKB5044285をインストールすると問題は解決します。
企業などで、KB5044285をインストールできない環境では、上記ページからダウンロードできる特別なグループポリシーを適用することで問題に対処することができます。
この問題は、Windows 11 Version 23H2/22H2のクライアント版に影響し、サーバーは影響を受けません。